車の本革シートのメンテナンスってやってますか?結構面倒だし、あんまり気にしない人も多い中、気にする人が多いのも事実。
本革シートの車を所有することで、逆に合皮やファブリックの手入れのしやすさを再確認しつつ、本革シートのかっこよさを大事にしていきたいと思った同志に向けて執筆します。ぜひご参考にしていただければと思います。
今回のおすすめする品はこれ
ずばり、SurLuster(シュアラスター)レザーケアローションです。
公式サイトは以下リンクからご確認ください。
革靴や革財布のメンテナンスにコロニルを使うように、車のレザーには車に適したアイテムを使用する必要があると考えています。車は革製品の小物と違って、氷点下でも、灼熱の砂漠といったシビアコンディションでも対応するように作られていることから、レザーもそこら辺の小物とは違うものだと認識しておいてください。
しかもこれのすごいところは、付属してくるクロスがえぐいほど優良品。これ単体で売ってほしいレベルでしっかりしたものです。分厚く触った質感もすごく良いです。面積の広いレザーシートへ散布するときにはしっかり役立ちます。
価格
私は黄色い帽子のところで購入しましたが、Amazon参考価格は1773円(2020/11時点)です。
カー用品店に入り浸っている私が見た感じ競合品に比べてやや割高といった印象。しかしコストパフォーマンスが高いことが使ってみたらよくわかるはずです。
成分
ケミカル学科の専攻とかじゃないので専門性は低いですが、Web調査した情報で記載します。ご参考程度に。
用途 | 本革表面の洗浄およびツヤ出し用 |
内容量 | 160ml |
液性 | 弱アルカリ性 |
成分 | ・カルバナ蝋 ・合成ワックス ・シリコーン ・界面活性剤 ・石油系炭化水素 ・グリセリン |
注目すべきはカルバナ蝋ですね。これは高級ワックスには含まれているもので光沢を出すために用いられます。これがどれだけ含有されているかは不明だが、しっかりとしたものであることは間違いなさそうです。
カルナウバロウは、光沢のある仕上がりが得られるため、特に蜜蝋やテレビン油と混合して、自動車用ワックス、靴墨、デンタルフロス、菓子等の食品、研磨剤、床や家具のワックス等として使用される。
出典:Wikipedia
使い方
公式ページが結構丁寧に説明されているため、そちらをまずはご参考にするのが前提です。もちろん本体にも説明はしっかり書いてあります。なので、個人的に気を付けておくべき点だけ書いておきます。
埃やごみを取り除く
これは革靴とか革製品共通の下処理かと。
掃除機やもこもこの埃を払うようなものを使って、事前に落としてください。例えば小石なんかあろうものなら塗り込むときにレザーを傷つけることにもなりかねないんで。
クロスに製品をつけて塗り込む
まずは少量を目立たないところで試すほうがよい。特に問題なければ、よく振ってから全体に散布していきます。
この液体なんですけど、非常に水っぽいです。なので垂れないように、つけすぎないように注意してください。
私の愛車(CR-V)のように、デザイン性のあるものであれば穴が開いていたり、ステッチ部分には塊になりやすいので、そこだけ薄く均等に伸ばしていけるように気を付けると◎です。
クロスの綺麗な面で磨き上げ
散布したあとは、仕上げとしてクロスの綺麗な面を使って磨き上げてください。
しばらく放置
個人的には施工後2、3日車に乗らない予定のときにしたほうがいいです。革製品全般的に言えることではあるが・・・
かといってその数時間後とかに車を乗ったとしても変なシミになったりはしなかったです。(体験談)
以上で完成です。簡単なメンテナンス作業で効果が大きな効果と満足感が得られると思います。
助手席 後部座席
もともとそんなに汚くはないのですが、艶と光沢が増しました。
ちなみに頻度は
これは個人的見解ですが、こういったローションを使うということは革の経年劣化を早めるという一面があるので、とりあえず自分は3か月に1回としております。これが正解かはわかりませんが、例えば毎週塗るというような頻度は革的にも金銭的にはよくないはずです。
まとめ
今回はシュアラスターさんのレザーケアローションをご紹介させていただきました。
革製品のメンテナンスって結構楽しいけど、継続しなくちゃいけないのでそこそこ大変です。
いつまでも綺麗なレザーを保つことで所有感や満足感は高まるはずです。微妙なものを買って迷っている方や、今まで一回もやったことないって方はぜひとも参考にしていただき美しい本革シートライフを。
以上