新型コロナウイルスで世界が混乱しているため、自宅待機の方も多いでしょう(執筆時2020/04/04)
こんな時はゴルフの練習することもできませんが、自宅でできる練習やメンテナンスがあると思います。
今回は外出を控えている方にはぜひとも押したい、グリップ交換方法を記事にします。
男性でも女性でも不器用な人でも猿でもできるような内容ですので、ぜひチャレンジしてみてください。
グリップ交換に必要な準備物
画像の通りたったのこれだけです。一つも高級なものはいらないです。
- グリップ(今回使用したのはIOMOC(イオミック) iXX1.8 です)
- グリップ交換液(パーツクリーナーでも可)
- 両面テープ
- カッター
- ハサミ
- マスキングテープ(ものによっては不要)
グリップは私の場合ネットで格安で購入しましたので、1つ900円程度です。
グリップ交換液や両面テープは1000円以下で購入できますし、一度購入すると結構使えます。
カッターは一般的なものでも構いませんが、手やシャフトを守るために専用のものが望ましいです。
それでは本題の交換方法について説明します。
グリップ交換手順
⓪元のグリップ位置をマスキングする(所要時間1分)
私のRMX218アイアンの場合は、ちょうどグリップとシャフトの境目にシールが貼ってあるので、これを目印にします。
それとも自分で狙いの位置がある場合は、ここでマスキングテープを使ってください(本ブログでは省略)
①古いグリップをはがす(所要時間30秒)
写真のようにカッターナイフを入れていきます。
このとき写真のように体とは反対側に向かって入れていくのがポイントです。
また、ナイフを強く押し付ける必要はありません。強く押し付けて完全に断ち切るというよりははがすためのきっかけをつくってやるイメージです。
グリップの最後まで切れ目を入れていきます
切れ目を入れたら手でグリップエンド方向に向かってはがしていきます。
30秒くらいでこんな姿になったらグリップはがし完了
②古いテープをはがす(所要時間1分)
古いテープは手で簡単にはがせるので、はがしたあとは
いらない布でシャフトを磨きます。
ここでグリップ交換液を噴射しながら噴き上げるとピカピカになります。
こんな感じにピカピカです。
③両面テープを貼っていく(所要時間3分)
ここで両面テープを貼っていくのだが、巻き方が色々あるんですよね。
「縦巻き」と「らせん巻き」が一般的に言われていますが、私の試行錯誤の感じだと、
らせん巻きのほうが均一に太さを作れるが、らせん巻きのほうがテープを消費するし、
グリップ装着時に太くなるので装着が難しいです。
もともと購入時で縦巻きしているものが多いこともあり、縦巻きを推します。
マスキングした位置からグリップエンドに向かってシンプルに張り付けていきます。
この工程が最も重要だと思っていて、テープの中心がシャフトに張り付けれるように狙ってください。
ここがずれるとグリップエンドの空洞が空いてしまう可能性があります。
そうなると、水分がシャフト内部に侵入してくるので、錆の温床となってしまいます。
貼り終えるとこんな感じです。
浮いている部分をしっかり貼り付けたら、
両面テープをはがしていきます。
はがし終えたらしっかりとグリップエンドの空洞をふさいてください
こんな感じになれば完璧です。
④グリップを挿入する(所要時間5分)
ここでようやくグリップを挿入していきます。
まずは両面テープの位置に合わせてグリップ交換液を噴射します。
このときに、ケチったら失敗するので、多めに噴射してください。
噴射したら、次はグリップの底をふさいで、グリップの中にも噴射していきます。
グリップ交換液でびしゃびしゃにしたら、位置を合わせて思い切り挿入します。
このときは少しづつ挿入するのは厳禁です。
思い切り勢いよくいかないと途中で止まってしまうので、思い切ってください。
こんな感じで足で挟んでいくとやりやすいです。
このあと5分くらいは自由に位置を調整することができるので、ロゴ名をしっかりいい位置に調整したら完成です。
これで完成。
途中こんな感じで奥まで入りきらないこともありますが、安心してください。
ここからしっかり奥まで押し込んでいけばまったく問題なしです。
途中シャフトがしなることを実感することがありますが、簡単に折れたりはしないので大丈夫です。
まとめ
いかがでしょうか。おそらくやったことない場合は1本目だけちょっと苦戦するかもしれませんが、それはやったことがないからであって、全然簡単です。
多分1本10分くらいあれば完成します。
いちいちこれで14本を工房に持ち込むと数百円×14で数千円を失うことになります。
そんなんきにしないようなお金持ちであればいいんですが、少ない給料でやってるので少しでも安く仕上げていきたい私のようなアマチュアゴルファーの参考になればと思います。
コロナウイルスで自宅待機している方々。ここが正念場です。
ゴルファーとして道具をメンテする良き機会だととらえてぜひ挑戦してみてください。
以上